癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がん~ふるさと納税にチャレンジ~

秋と言えば梨

 

パパちゃんは新高梨が大好き!!!

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-2018年 秋-

新しい職場で関連することもあり

少し前に「ふるさと納税」なるものに

初めてトライした。

 

お目当ての返礼品は

パパちゃん大好物の「新高梨」

別名「荒尾梨」ともいわれる

子どもの頭ほどもある大きくてジューシ-な梨だ。

 

だが申し込みが遅かったらしく

産地の「荒尾市」で検索しても

「お申し込みは終了しました」の表示😞

 

うーん、市販でも出てはいるのだけれど

直産品を食べさせてあげたかった。

 

色々見ていると、あ、あった!

「ふるさとチョイス」のサイトへ迷わず申し込む。

返礼品にばかり気を取られ

肝心の「ふるさと=取り扱い市町村」に気づいたのは後だった。

 

ん?泉佐野市?なんで大阪???

 

その時はよくわからず、

とりあえず申し込めたことにホッとしていた。

 

あとでここが、ふるさと納税

かなりスクープされる自治体だと気づいた。

 

ついでに、他にも何かないかと見て回る。

 

母の郷でもある宮崎で検索。

津農町というところで

宮崎牛」と「県産豚」のしゃぶしゃぶ4種盛りセットが

お得だったのでセレクト。

山間部が多く、全国でも高齢化率が高いところだ。

寄附金の使途も選べるため

「福祉・人材育成事業」に決めた。

 

寄附額のシュミレーションをしたところ、

もう少し行けそうなので、北海道でカニを探した。

やはりお高い(;´・ω・)

悩んでいると根室市の「たこしゃぶ」が目に入った。

 

おお、珍しい。

長男はタコが大好き。

しゃぶしゃぶならば、パパちゃんも食べれるではないか。

 

寄附金の使い道を見ていると

花咲線」という日本最東端の路線の維持が困難になっていて

それの維持に充てられる、というものがあり、それに決めた。

 

若いころ1度だけ北海道に行ったことがある。

仕事のため端から端までを2泊3日という

強行スケジュールのため、観光はほとんどできなかった(涙)

それでも車窓からみた、雄大な景色は心に残っていた。

 

以前パパちゃんに、流氷を見に行こう!と誘ったが

「寒いからヤダ」と即却下だった。

パパちゃんは寒いところは苦手なのだ。

 

懐かしの北海道に思いをはせていると、

ふるさと納税で色々な災害支援ができることも知った。

「さとふる」というサイトで

当時地震のあった北海道の安平町へ、

返礼品なしで寄附だけを、金額は少ないがさせて頂いた。

 

寄附金のルートが明確なので、ちゃんと支援に使ってもらえるという

安心感もあった。

 

 

しばらくして忘れたころ、

返礼品の「荒尾梨」が我が家へやってきた。

 

あれ?JA八代市の箱に入ってるぞ?

いったい出荷元はどこなんだ・・・と思いつつも

早速パパちゃんへお披露目。

 

目をまんまるくして梨を見つめるパパちゃん👀

「荒尾梨じゃないかぁ-!!!」

そんなに喜んでくれると、

取り寄せた甲斐がある(笑)

 

こんな時のパパちゃんは

まるで子供のようだ。

 

段ボールの中に

大玉6個が入っていて

内2個ほどは若干痛みがあったが、

果物なのでまあ許容範囲だろう。

 

ふるさと納税は、

事業者から直接出荷されるのがほとんど。

ネット通販などしたことがない

小さなお店や、農家さんにも光が当たり

また全国へ知ってもらうよい機会になる。

 

反面、まだ慣れない事業者さんは

あまりの申し込みの多さに、取り扱いが雑になってしまったり

中にはHP上で紹介しているものとは

かけ離れたものを送る不届きな所もある。

 

今は消費者の目も厳しく、変なものを送れば

即ネットに上げられ、炎上するご時世だ。

だがそれを逆手にとって、無理難題を言ってきたり

「ネットにさらすぞ」と脅してくる人だっていたりする。

 

「思いやりの気持ち」

「感謝の気持ち」

「お互いさまの心」

そういったもので、うまく出来ないものかとよく思う。

 

 

我が家に届いた「荒尾梨」はみずみずしくて

とても美味しかった。

食がどうしても細くなりがちなパパちゃんも

毎日喜んで食べていた。

 

その話を姉にすると

早速「私も申し込みたい」と。

だが「ネットは全くわからん」長女のために

返礼品だけは選んでもらい、申し込みは私がすることに。

 

鹿児島の黒豚と生ハムが候補に挙がった。

 

全国あちこちの名産品を

お取り寄せできるのは楽しい。

 

知らなかった町や村、取り組みを知るのも

また訪れているような感覚になり、親近感がわく。

 

そんなこんなで

しばらくは、各地の名産品が我が家に届き

夕食に華を添えてくれた。

 

 

箱コレクターのパパちゃんは

荒尾梨がなくなってからも

空の段ボールを大事そうに保管していた。