癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がん~優しい気持ちと絵ろうそく~

ピンポーン

インターホンを見るとヤマトさん。

 

???今日は何も頼んでないはずだが

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-2020年 文月-

届いたものは、パパちゃんへのお供え物だった。

 

しかも差出人がこれまたビックリ( ゚Д゚)

長年パパちゃんの心臓を診てくださっていた

近くの病院の先生!

 

www.hikaru-ko.xyz

 

パパちゃんの逝去後、しばらくしてから病院を訪れた際、

先生には事情を説明していた。

 

驚きもされたが、経過もご存じだったので

うん、うん、と静かに聞かれ

「頑張られたと思いますよ」と優しく言ってくださった。

 

市街地からも外れた郊外の病院にも関わらず

大学病院や緊急病院先でも、先生の病院を伝えると

心臓では有名な先生だよ、と

皆さん口をそろえて言われていた。

 

それだけに、父が同居するようになってからは

とても頼りにしていた。

心臓で急変するときや、診察時間外でも

家族も何度も診て頂いた。

 

本当のお医者様だ。

 

病院での手術を伝えると、

いつも図解をしながら丁寧に説明をしてくださっていた。

 

普段はぶっきらぼうで、のーんびりした先生。

 

でも非常時では一変される。

 

心から信頼していた。

 

パパちゃんの難しい性格もよく分かっていて

治療に上手に誘導していた(笑)

 

 

この先生だったから、心臓はもてたといっても

過言ではない。

 

そんな先生からの贈り物。

お線香と、きれいなきれいな絵ろうそく。

 

自分ではなかなかもったいなくて買えなかった。

 

涙が、あふれる。

先生のどこまでも患者さんを想う

気持ちにただただ頭が下がる。

 

さっそくパパちゃんに供えると

「わぁ!先生からね!」と

ビックリしたパパちゃんの姿が目に浮かんだ。