癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がん~パパちゃんは救急車がお好き?~

パパちゃんの肩の痛みが取れず

 

私の身体もあちこちボロボロに

 

・・・歳のせい???

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-2019年 秋-

 

釣りから戻ってからも、元気なパパちゃんだったが

肩の痛みだけはどうしても取れないようで

 

整形外科に行っても

「異常なし」

 

湿布や塗り薬をしていたが、あまり効き目はないようだ。

 

その頃、私の身体も不調をきたし

朝起きたら、ベッドから降りれなくなっていた。

 

股関節が痛くて痛くて

車の乗り降りも悲鳴が出るほど

 

これはマズイΣ(゚Д゚)

 

友人に「ここはいいよ」と教えてもらった整骨院へ行ってみた。

 

整骨院なんて年寄りくさいな・・・なんて思っていたら

若い人がいっぱいで

スポーツをしている学生さんなんかも多くてビックリした。

 

施術の後は痛みもなくなり、しばらく通うことにした。

 

先生もとても良い人だったので

次の時、パパちゃんも連れていくことにした。

 

あまり乗り気ではなさそうだったが

他に痛みを取る方法が思いつかなった。

 

2時間近くかけて丁寧にマッサージ。

 

病歴もきちんとヒアリングしてくれ

心臓が悪いので、電気の治療はやめましょうね、と

 

そういや整形外科では、お構いなしに電気治療してたぞ⁈

 

パパ自身は

「・・・あんまりよく分からん」

とご不満そうだった。

 

心配していた骨への転移もどうも違うと

やはり言われた。

 

しばらくはマッサージと湿布で

ごまかすしかないのかなぁ

 

以前心臓のバイパス手術をしていて

その時足の血管を移植していた。

 

その後遺症も少しあるようで

片足だけちょっとダルそうだった。

 

なんだかんだで

心臓も何度も止まりかけたパパちゃんは

病院にかなりお世話になっている。

 

心筋梗塞も度々起こしているのだが

 

忘れもしない

2回目の時。

 

少し前から胸痛を訴えていたパパちゃん。

 

病院からは急ぎ入院を勧められたものの

自営で仕事をしていたパパちゃんは

入院を少し先延ばしにしていた。

 

取引先に迷惑をかけたくない、という思いと

一人でやりくりしていたので

ある程度支払い等の清算をしておかないと

生活にもかかってくる。

 

それがマズかった。

 

入院を2日後に控えた日。

 

なんとなく胸騒ぎを感じ

仕事先からパパちゃんに電話をかけたところ

出たとたんに、切れた。

 

ちょっと待ってみる。

 

かかってこない。

 

普段、必ず折り返してくるのに。

 

あ、なんかヤな予感。

 

とにかくかけまくる。

 

すると何度目かにようやく出てほっとした。

 

すると

「いかん、間に合わん。

今救急車呼んだから、乗ってるところ・・・」

 

はい―Σ(゚Д゚)⁈

 

もう心臓が苦しくてたまらず

救急車をちょうど呼んだところらしかった。

 

「いつもの病院と入院予定だったて言ってね。すぐ行くからね」

と電話を切って、すぐに病院へ向かった。

 

病院に着くと、救急処置中とのこと。

途中先生が出てこられ

「救急車が病院へ到着してすぐ、心停止になられました」

「(心電図)モニターをつける前に、

急ぎ蘇生処置に入ってしまいました、申し訳ありません」

 

いえいえいえいえいえ

とんでもない!!!

 

でも実は

後で分かったことだけど

 

家に帰ると、お向かいのオバちゃんが

「お父さん、大丈夫だった?」とすぐに飛んできてくれた。

とても優しく、良くしてくれる人だ。

 

救急車が来たのでビックリしたらしい。

 

「それがね、救急車がなかなか出発しないから、

もう心配で心配で。早くいけばいいのにって」

 

何だとぉ~ヽ(`Д´)ノ

 

後から聞いたパパちゃんの話も総合すると

 

自分で救急車を呼んだのだが

以前呼んだことで、手慣れていた事と

乗り込んでいく際、私からの電話のやり取りで

救急性がないと判断されたようで

 

乗り込んでから、車を出さず

名前やら、年齢、既往症、かかりつけの病院等

ずっとヒアリングされてたらしい。

 

それもかなりノンビリと。

 

向かいのオバちゃんが

ハラハラするくらいの時間だったようだ。

 

「なんで行かないの」

とパパちゃんも思ったらしいが

苦しくてそれどころではなく

でも、あまり感情を出す人でもないので

救急隊員には、伝わらなかったのだろう。

 

実際、そういう人が多いとは聞く。

 

緊急性がないのに

タクシー代わりにとか、

病院で待つのが嫌だからとか

そんな理由で安易に119番をコールする人が多く

本当に救急を要する人への救助を妨げていると。

 

だが、パパちゃんは病院に着いたタイミングで

心停止を起こしてしまった。

 

これがギリ間に合ったからいいようなものの

もし何かあったなら、どーしてくれる。

 

救急隊員の方たちも大変な中、

日夜頑張っておられると思う。

 

 

パパちゃんの事例を教訓にしてもらえたら、と思った。

 

なんとか蘇生したパパちゃん。

よかった。

 

でもパパちゃんの心臓のあたりに

電気ショックの焦げ目?がしばらく残っていた。

 

パパちゃん、不死身(・∀・)w