癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

初盆~パパちゃん、お帰りなさい~

ご先祖様も

あまりの暑さにビックリだろう

 

いつも下着にステテコ姿だった

パパちゃんを思い出す

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-2020年 8月15日-

姉達の休みの都合もあり

パパちゃんの初盆はこの日にすることに。

 

朝、新聞配達に行く次男を見届けた後

煮しめ(今回はちゃんと手作り)と

冷や汁(パパちゃん大好物)

白玉入りのフルーツポンチ

を作った。

 

冷や汁は母の郷土料理で

我が家では夏の定番だった。

本当は魚で出汁を取るらしいのだが

父が魚がキライなのもあってか

出汁は普通の味噌汁を少し濃いめにしたもの。

きゅうりを薄くスライスしたもの

ミョウガシソの葉を刻んだものを入れ

ゴマをトッピング。

 

暑くて食欲がないときも

これならサラサラといけるので

とてもオススメ。

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こないだはKALDIでも見かけて

思わず買ってしまった(;^ω^)


 

そうこうしてるうちに

姉達が到着。

 

久々のパパとの再会。

 

姉達へパパちゃんの分骨を準備していた。

波佐見焼の陶器に入れて、色違いを2つ。

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手元にあると、寂しくないもんね。

 

二人とも喜んでくれた♬

 

 

うちはお坊さんは呼ばない。

なぜなら私も姉達も読経ができるから。

 

11時前に義両親も来た。

 

でも義父は

仏さまの前にも盆棚の前にも

座りもしなければ、お線香も上げない。

それどころか足が痛いから無理と言って

一人だけ椅子に座る。

 

よそのおうちでは

ちゃんと正座してますけどねぇ・・・

 

パパちゃんより目線が下がるのが嫌なのか

頭を下げるのが嫌なのか

一度も手を合わせることも

お参りすることもなかった。

 

常に上から目線。

 

父が危篤の時でさえ

傲慢な目つきで見下ろしていた義父を

私は一生忘れはしない。

 

はっ

いかんいかん

 

パパちゃんが心配してしまう💦

 

慌てて気を取り直し

清々しい気持ちで(たぶん)

読経を上げた。

 

10分で終了。

 

早っ(笑)

 

 

だってね

【密】は避けねば。

 

義父母とは永遠に

ソーシャルディスタンスで構わないが。

 

 

パパちゃん逝去後、

義父母は命日になるときっちり我が家へ来る。

 

周りに「お参りに行っている」と言うため。

 

来てもお線香すら上げない。

そして200円お賽銭を置きながら

新しくご仏前で頂いた品をチェックする。

 

「あれは誰から?」だの

「いつ家に来たの?」

「送ってきたのはいつ?」

・・・関係ないよね・・・

 

※病院の先生からもお悔やみがきていたことに

「なんで⁉どうして⁉」と憤慨していた。

答え:パパちゃんの人徳です

 

そして何か食べないと、帰ってくれない。

 

最初の頃はあまりに失礼なので

知らん顔していたが

どうも主人に文句を言ったみたいで

普段動かない主人がせこせこ

お茶を出したりお菓子を出したりするように。

 

なんなんだよもう・・・

 

おまけに初盆前には

「提灯代のお返しは準備してる?」

ときた。

「もう頼んであります」というと

「ならいい」と安心していた。

 

もう、なんというか

 

理解不能

 

パパちゃんの少し前に

同じく病気で他界した叔母がいた。

そこはまだ叔父が健在なのと

義父と直系の兄妹なので

法事の度に一族が

わらわらとすごい数集まっている。

 

数日前に初盆をされていたが、

さすがに会食は控えられて、

お弁当を持ち帰りでご用意されていた。

 

義両親はそれにさえも

「食べるもん、なんにもない弁当だった」

とか平気で言う。

 

少し離れた場所にある事、

またこの猛暑を考えられて

通常お刺身や生ものは避けるだろう。

 

そんな気遣いも分からない。

いやそもそも

文句を言うとかありえない。

 

そして我が家へ

「持ち帰りの弁当はやっぱり寿司がいい」

とか言い出した。

 

「もう頼んであるんで」と

サラッと流した。

 

この日のお弁当は

家の近くで長年レストランをされているところに

お願いしていた。

 

マスターがパパちゃんとも友人でもあり

今でもお付き合いをさせてもらっている。

 

一度お願いしたお弁当が本当に美味しくて。

ハマった長女からのリクエストでもあった。

 

忙しいお盆の時期だが

「ぜひうちで準備させてください」と言っていただき

その際義父母の分だけ

お魚メインで作ってもらうよう、ムリを言っていた。

 

読経が終わった後

白玉入りのフルーツポンチを出しながら

長女にその場をお願いして、

次女とお弁当を取りに行った。

 

お店の中は配達の予約の弁当や鉢盛りで

てんやわんやの状態。

 

それでも「待って、お父さんにお手紙書くから」と

マスターがさらさらと何か書いてくれた。

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こういう優しさは

本当に胸にしみる。

 

たくさんの人に

パパちゃんが愛されていたんだなぁと

改めて、思う。

 

「嬉しいね、泣けてくるね」と

次女と言いながら家に帰り

「お待たせしました!

マスターがね、書いてくれたんだよ」と

見せると、みんな「おお~っ!!!」と絶賛。

 

そんな中、チラッとみた義母が

「ふーん」とだけ一言。

 

もういい。

この人たちは異星人だから

 

用意していた提灯代のお返し

(木箱に入った素麺にしました)

を渡すと上機嫌。

 

「あらぁ~いいのにぃ」って

督促しとったやないかい(# ゚Д゚)

 

弁当と素麺を持たせ

「コロナだから」「密だから」と

早々にお引き取り願いました。

 

こういう人達って

長生きするんだろうなぁ(-_-;)

 

まだまだ修行が足りない私は

時折邪気が混じりながらも

なんとか初盆も無事迎えられたことに

心から感謝した。

 

お弁当も美味しく頂きました~(*‘∀‘)