残業の日々
眠れないパパちゃん
学校へ行かない長男
きっつ―(;´・ω・)
-2019年 師走-
私達が住むこの地域では
この忙しい時期、収穫祭が催される。
公民館で炊き出しやら料理やらを
当番でするお役目がある。
もう農家1本の時代ではない。
今は皆ほぼ会社勤めではないか。
時代はもう《令和》やぞ
強行突破のように催されるこの収穫祭のため
年々離脱者が絶えない。
しかも収穫祭の責任者を決めるたびに
もう大モメとなる。
アホらしい。
12月に入りこの収穫祭で土日がまるまる潰れた。
そして会社は休憩なしのフル残業期に突入。
(だが休憩時間は自動的に60分取ったかのように
コンピューターで補正される地獄)
それでも12月の残業時間は70時間を超えた。
そしてボーナスは1円も出らず。
いやいやいやいや
ブラックじゃないね
暗黒企業だよ
そして高校3年の長男は学校へ行かず。
おーい
進路どないするん(;・∀・)
+αパパちゃんの具合がどうもよろしくない。
だが毎日フラフラの私を心配してか
だいぶ我慢していたのだろう。
また私も
パパちゃんを気がける余裕を失っていた。
1週間なんとか持ちこたえ、やっと迎えた週末。
もうすぐクリスマス🎄と
世の中が浮かれ始めだした金曜日の夜中
遅めの風呂から上がると、
パパちゃんから呼ばれた。
『ちょっと・・・心臓が苦しい』
んんん???
「え、マジ?救急で病院行こうか」
『いや、大丈夫だけど一応言っとこうかと思って』
「大丈夫て・・・・明日朝からでもいいような感じ?」
『ウーン・・・なんか目つぶったら、
そのまま逝っちゃいそうな感じ?』
全然ダメなやつじゃん!!!
大慌てで病院へ電話を入れ、
とりあえずの入院セットをバックにぶち込み
主人には一応事情を説明し、
パパちゃんを連れて真夜中緊急病院へ。
そういや少し前から
よく夜中息苦しいって言ってたもんな・・・
年末でも関係なく、救急指定病院は大混雑で。
かなりの間待たされ、ようやく検査室へ。
そこで少し気が抜けたのと、
1週間の疲れがどっと出て
看護師さんに呼ばれているのにも気づかず爆睡。
肩をゆすられようやく起きるワタシ(;'∀')
やはり心不全を起こしているらしく、
そのまま入院となってしまった。
ごめんパパちゃん
ずっとガマンしてたんだよね・・・
以前先生に診てもらった
【僧帽弁閉鎖不全症】が原因らしい。
薬では、抑えられなかったということになる。
救急の先生に、クリップでのカテーテル手術を聞くと
「胃がんの肺転移でしょ。
しても意味ないから、多分手術できないよ」
とこの上ない冷たい所見を言われた。
こんな医者と問答しても仕方ない。
担当の女医さんに相談しよう。
もう明け方近かったので
ここでようやく姉達へ連絡を入れ
一旦パパちゃんと病室へ移動。
年末そして救急だったため
相部屋が空いておらず個室に入ることになった。
1泊8,000円なり。
お高い(´;ω;`)
そして帰りが遅く食事の支度ができないこともあり
パパちゃんは年末までここで過ごすことになった。
残業だから病院に入るのって、
なんかオカシイ・・・・・
この頃から会社への不信感もMaxになっていった
この忙しい時期にお世話になっていたのが
宅配の食材。けっこう美味しい!
次男が作ってくれていました♬