癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がん~パパちゃんとカウントダウン~

令和のカウントダウン

 

パパちゃんとの

最期のお正月

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-2019年 大晦日-

 

満身創痍で迎えた大晦日

 

今日は仕事も15時までにしてもらった。

 

もう限界。ほんと限界。

 

1日前に退院したパパちゃんが

待つ我が家へと猛ダッシュで帰る。

 

例年我が家は、義実家へ年末の挨拶に行くのが習わし。

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 この日主人は夜勤で不在。

子ども達と先に挨拶だけは済ませてもらった。

 

ものすごくイヤそうなパパちゃんを

「家に上がらなくていいから」

「今日行けば正月はパスしていいから」

となんとかなだめ義実家へ。

 

ここ数日パパちゃんが入院していたのは

恐らくバレているだろうと予測し

先手で体調が万全でないことを伝えた。

 

すると

「入院していたの?知らなかったわ!!!」

 

あちゃ~失敗💦

それでもめげずに

「ええ。退院したばっかりなので、あまり無理もできないので。

今日はすみませんが、玄関先で失礼します。

お正月も無理させたくないので、新年会は欠席でお願いします」

すると

「ムリして来なくてもいいのに。
バカじゃないのー」

 

・・・それは思いやっての言葉なんだよねえ???

 思いもよらぬジャブを受けながらも

平静さを保ちつつ

「じゃ、そういうことで。

良いお年をお迎えください」

 

とっとと義実家を後にした。

天罰くだれ(# ゚Д゚)

 

般若のようになる私の横で

「これで正月行かなくていいんだよな。

お前よくやったよ。助かった-」

と安堵の表情のパパちゃん。

 

くうぅ

不出来な娘で申し訳ない。

 

気を取り直し

明日姉の家で新年会となったため

一足早く子ども達だけ連れていくことに。

 

パパちゃんも連れて行く案も出たが

自分のとこが

ゆっくり休めるだろうということで

今回はパス。

 

子ども達だけ送り、帰りにちょっと奮発して

鰻やらの入ったお弁当を買って帰った。

 

お風呂も済ませ

紅白を見ながら二人でゆっくり夕食タイム。

 

毎年主人の義兄がなぜか大晦日の晩に

飲みにやってくる。

こっちはヘトヘトだというのに。

なのでゆっくりできない。

 

パパちゃんも気を使って部屋から出てこず

一人過ごすのが通年だった。

 

そんなパパちゃんと二人で

ゆっくり年越しなんて

独身以来だ!

 

めちゃめちゃ楽しかった。

 

普段は見ない紅白を見て

「あれは誰だ」「これは知ってる」とか

ワイワイ言いながら

ジャニーズのライブも一緒に見てるうちに

あっという間に12時になった。

 

3、2、1・・・明けましておめでとう~!!!

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「おめでとう。心配ばっかりかけるなぁ。

一つ、ヨロシク」

「おめでとう。正月明けたら(たぶん)仕事おちつくからね。

そしたらゆっくりどっか行こう」

 

翌日は姉の家に行き、一緒に新年の挨拶も廻った。

 

私は結婚してから、一度も行けなかったが

この時初めて行くことができた。

 

パパちゃんとの年越し

新年のご挨拶詣で

 

結婚してから1度もできなかったことが

できる嬉しさに

テンションが上がりながらも

 

なぜか

湧いてきた不安な気持ちと

いやな予感を

考えないようにした。