癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

母の郷へ行く~ありえない道案内~

私は方向音痴

長女はもっと方向音痴

 

この組み合わせは、ヤバい。

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追想

夏の終わりにちなみ

私が経験した不思議なお話をします。

 

数年前のこと。

 

20年以上前に他界した母の郷里とは、

もう長い間連絡をとっていなかった。

 

でもずっと気にはなっていた。

 

叔母さんも、叔父さんも

従兄たちも、みんな元気にしているのだろうか。

 

もう、連絡先もわからない。

 

ちょうど連休があったとき

思い切って訪ねてみよう、ということになった。

 

次女は子どものクラブチームの試合があり行けず

長女と私で行くことになった。

 

はっきり言ってかなり無謀だ。

 

なぜなら二人とも運転が苦手。

そして二人とも超ス―パ-方向音痴。

 

それなのに

「どうにかなるやろ」というノリ

 

どんだけポジティブなん(;'∀')

 

母の郷は、日本でも秘境に入る

有名な山間の集落。

 

私たちは、父が運転する車でしか

行ったことがナイ。

 

しかも最後に行ったのは、

確かおじいちゃんが亡くなった時。

ほぼほぼ30年前になる。

 

もう道もすっかり変わっているだろう。

 

なに、カーナビがあるさ☆と

姉と二人で意気揚々と出発した。

 

子どもの時は、まったく道路ができておらず

ほとんど山間のデコボコ道を

ひたすら行っていた記憶しかなかった。

 

店がない、とかいうレベルではなく。

民家がない。

灯もない。

 

車のライトを消すと

完全な「闇」だった。

 

ウサギが出たり

タヌキがでたり

 

子ども心にはワクワクしたのを覚えている。

 

そして夜は

砂か砂糖をぶちまけたくらいの星の数。

(もっと他に言いようがないんかい)

 

あんなにすごい星空を見たのは

後にも先にも、その時だけだ。

 

しかしさすがに30年の月日は

道路事情を一変させていた。

 

キレイな舗装された道路がずっと続いていた。

 

しかもかなり分かりやすい。

 

「これ、余裕だね」と姉と笑いながら進んだ。

 

山の麓までは。

 

さすがに峠に入ると一気に山道モードになり

道路自体は舗装されているものの

めちゃめちゃ狭くなってきた。

 

いや、これ離合できんくない???

 

この時は

長女が頑張り、ほとんど運転してくれた。

 

私は助手席でひたすら携帯カーナビで検索。

 

山道に入ってから

ずっと携帯ばかりみていた私は酔ってしまい

ものすごく気分が悪くなった。

 

そして運転に全集中している姉は

必死過ぎてもう鬼の形相。

 

「誰もくるなよ絶対くるなよお願いくるなよ」

と呪いの呪文のように

呟き続ける姉の願いもむなしく

前方に軽トラ発見。

 

終わったΣ(゚д゚lll)

 

すると地元の方は慣れているのか

私たちが県外ナンバーで、オロオロしてるのが分かったのか

もんのすごくバックして広いところで待っていてくれた。

 

 

何度も何度も頭を下げ、さらに進む。

 

私たちの記憶はおぼろげで、

しかも山の中なんて地図もアテにならない。

 

だが携帯カーナビは優秀だった。

 

見たことのある風景が出てきて

もう近くなのが段々と分かってきた。

 

やっと集落に到着。

 

でもここからが、またワカラナイ。

 

車酔いでもう口もきけなかったが

なんとかカーナビを頼りに

どうにかこうにか

母の生家にたどり着いた。

 

もう、涙。

 

ホッとしたのと疲れがどっと出てきた。

 

ハッ

パパちゃんが心配している

無事についたと連絡を入れねば。

 

電話をかけようとしたが

 

 

『圏外』

 

 

???

いやいやそんなハズは。

現にここまで携帯のカーナビできたんだし。

 

でも何度見ても『圏外』

 

意味が分からない。

 

私のはソフトバンク

 

姉のはドコモ。

 

姉の携帯は大丈夫なようだ。

 

取り合えず姉から連絡を入れる。

 

まだ頭の中に「?」が残ったまま

とりあえずおうちのほうへ向かった。

 

懐かしい、懐かしいおじいちゃんの家。

 

久々の(しかもアポなし)訪問にも関わらず

叔母さんも従兄も、喜んで出迎えてくれた。

 

お互いの近況を話しながら、

叔母さんに会えたのが本当に嬉しかった。

 

だが残念なことに、

叔父さんは、数年前に他界していた。

 

知らなかったとはいえ、申し訳なかった。

 

ご先祖様のお墓にもお参りして

その日は早々に下山した。

 

近道を、従兄が教えてくれた。

 

携帯の事を聞くと

「あ-、ここいらはドコモしか繋がんないよ」と

 

・・・・・・・。

 

帰り道も、姉が運転してくれた。

 

結局、かなりふもとまで下りないと

私の携帯は繋がらなかった。

 

 

叔母さんも、従兄も

パパちゃんの事をとても気がけてくれていた。

 

もうとうの昔に離婚して

だいぶ経つというのに。

 

「そんなこと、全然かまわん。

お父さん元気で良かったわ!

今度来るときは、絶対お父さんも連れてこいな」

 

嬉しかった。

 

後日、改めて今度は次女家族が

パパちゃんを連れて会いに行ってくれた。

 

 

動かないはずの私の携帯

 

見かねたママちゃんだろうか

 

自分の郷に行ってくれる

 

その嬉しさが

不思議な力をくれたのかもしれない

 

 

 

なんとかミッションを遂行できた嬉しさに

テンションが⤴⤴だった私と姉は

 

帰り道に使った高速で

見事に逆方向に乗ってしまい

2度と二人きりでは出かけまいと、心に誓った。

 

 

とにかく美味しい。

パパちゃんお気に入りの1品。

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