コロナはこわい
でも病院は行かねば
なんとか危険を回避して
-2020年 卯月-
電話でのセカンドオピニオンを終えて
内容は姉たちへも伝えた。
また地元で心臓をメインに診てもらっている先生に
ちょうど私の胃腸の内服薬をもらいに行った際に
パパちゃんの相談もした。
先生もお薬の中止を聞いて、「そっか・・・」と残念そうに言われた。
コロナ禍ではあるけれども、病院へ連れて行っても大丈夫か尋ねると
病院の中でも、緩和ケア病棟は特に制限があるので比較的安心といわれた。
あまり外来が出入りするところではないらしい。
また昔から緩和ケアに力を入れている病院も教えてもらった。
そしてセカンドオピニオンで受ける大学病院のほうが
気を付けたがいいよ、とアドバイスいただいた。
やっぱり頼りになるなぁ-!(^^)!
また看護師をしている従妹にも連絡を入れていた。
小さいころ短い期間だが一緒に暮らしたこともある従妹は
パパちゃんを大切に思ってくれている一人だ。
『おじちゃんの年齢を考えたら、抗がん剤治療はもう厳しいと思う。
今は緩和ケアも進んでいるからね。
そっちの方が手厚く看てもらえるよ』と。
また従妹はパパちゃんの唯一の肉親、お兄さんの娘になる。
そのお兄さんと一緒に会いに来る予定で
年末に飛行機も手配してくれていたのだ。
その時はそんなに慌てなくても大丈夫、と思っていたのだが
やはり従妹は経験上、あまり時間が長くはないことを
感じていたのだろうと思う。
だがこのコロナのせいで、キャンセルせざるを得なくなってしまった。
ちくしょう、コロナめヽ(`Д´)ノ
ここにきて、ようやく緩和ケアというものを
本格的に考え出した。
私はどうも思い違いをしていた部分が多かった。
癌治療ができなくなり、もう死を目前に控えた人だけが
末期の痛みの対処のために、最終的に行く場所だとばかり思いこんでいた。
実際はそうではなく
癌治療と並行して考える場所だった。
抗がん剤治療という形で癌と戦う場所ではないけれど
痛みだけではなく、体のだるさやきつさや不安感を
薬だけに頼らず、音楽を聴いたり、アロマを使ったりと
いろんなヒーリング(癒し)を用いて対処もできるところだった。
そのために、患者さんだけでなくその家族のために
心療内科医がいたり、カウンセリングも気軽に受けられるようになっている。
病院より全然いいじゃん。
不謹慎だが、率直に思ってしまった。
そのために、抗がん剤治療を始めた時から
一緒に緩和ケアも受けるのが望ましいとされていた。
治療の中で出てくるいろんな不安感やきつさも考えると
確かに、と納得した。
またパンフレットやHPでしかまだ見ていなかったが
病室がキレイ!そして基本個室が多く、家族用のお部屋もあったりする。
至れり尽くせりやんか。
今まで大きな病院で、緊急入院しかしたことなかったので
なんだかだいぶ違うんだなぁと
個室料金にしてもえらく安いのに驚きだった。
とにかくは、まず面談だ。
担当医が良くないことには・・・(-_-;)
と、その前に大学病院のセカンドオピニオン。
念のため病院へ確認したが、通常の待合室で待機するよう言われた。
別室をおねがいしたが、無理とのこと。
不安でしかない・・・
その日は次女がついてきてくれることになった。
なんとかパパちゃんを守らなくては。
耳が痛い人にオススメ。 |
気分転換やプレゼントにも♬ |