癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がんからの在宅看護~歩行困難~

歩けること

こんな当たり前のことが

出来なくなって改めて思う

 

もう一度

元気に歩かせてあげたい

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-2020年 皐月-

ゴールデンウイーク。

絶好のお天気日和なれど

コロナのせいで総国民自宅待機

 

www.hikaru-ko.xyz

 

病院での輸血の効果はイマイチで

ほとんど状態は変わらなかった。

 

期待していただけに落胆も大きかった。

 

家の中でも

トイレやお風呂場への移動も

一人で行くのがしんどいようで

支えながら行くことが増えていった

 

お風呂には一人で入っていた。

ゆっくり、のんびりしたいだろう。

でも入っている間は脱衣所とリビングの間のドアを開け

声掛けをしながら気を付けていた。

 

お風呂から上がると脱衣所においてあるベンチで一休み。

 

ヒノキの香りが好きだったので購入したのだが

これはかなり重宝した。

中はかなり広くタオルはここへ全部入れていた。

洗面の合間やお風呂上りによっこいしょ、と腰かけられる。 

item.rakuten.co.jp

しばらくしてから着替えをするのだが、

パジャマを着たりおむつをはくのは

私がしていた。

 

もう力が入らなくなっていた。

 

そこからリビングのイスまで移動して、みんなと夕ご飯を食べる。

 

「もう、今日はお風呂はいいよ」

そんな日は熱いタオルで

顔や全身を拭いていた。

「はぁ~気持ちいいな」と嬉しそう。

 

部屋のお布団と、トイレと、お風呂場

そこまでの行き来が精いっぱいだった。

 

それでも家を建て替えた時に

全面バリアフリーにしていたのは大きかった。

 

段差がないこと

トイレ以外は吊り戸の引き扉タイプ(地震の際もゆがまない)

オール電化で24時間換気の冷暖房完備。

※もちろん借金列車運行中(;'∀')

 

欲を言えば、1階のトイレが狭かったこと。

用を足した後に

おむつやパジャマのズボンをはかせに入ると

ギューギューで手間取ってしまった。

 

それでもトイレをリビングの端に作ったので、

寒い廊下に出なくともよい。

暑くも寒くもなく快適に過ごせるのは、助かった。

 

 

夜、眠れないことが増えてきて

体の倦怠感もさらにひどくなったため

病院はもうお休みにはいっていたものの

電話で相談を入れた。

 

 

看護師さんがすぐ担当の先生に連絡を入れてくださり

折り返し、入眠剤ステロイド増量の処方をしますと

言って頂いた。 

 

 

だが今までのように、病院のロータリーでパパちゃんを降ろして

一人で受付まで歩いていくことすら、

困難になっていた。

 

すると私が代理で薬をもらいに来てもよいとのこと。

 

こういった一人一人に合わせての対応は

本当にありがたい。

 

病院までお薬をもらいにいき

その晩から寝る前に入眠剤を服用するようになった

 

少しでいいから

ゆっくり眠らせてあげたかった