癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て🌈

胃がんから在宅医療へ移行する

 

時間が飛ぶように過ぎていく

 

f:id:hikaru-ko:20201021151913j:plain

-2020年 皐月-

にぎやかだったゴールデンウイークが明けた。

 

途中病院からステロイドを増量してもらったものの

歩行はさらに厳しくなり

 

金曜日

下痢がひどくなり、普段服用している漢方もSTOP

 

土曜日

夜間の咳がひどくあまり眠れない

 

日曜日

この日もお風呂には入り、次男が作った夕食をみんなで食べた。

子どもたちから”母の日”にと贈られた

カーネーションの花と一緒に

パパちゃんと写真に写った。

 

「味があんまりしない」とポツリ。

身体のむくみがひどくなってきていた。

 

 

月曜日

-午前10時-

昨夜は眠れたものの、

食欲も落ち、朝からは吐き気も出てきた。

早めに病院へ行って診てもらおう、ということで

私が電話を掛ける傍ら、出かける準備をしてもらった。

 

着替えは少し手伝ったけれど

自分で足の爪を切り、靴下をはくパパちゃん。

 

この時でさえも、自分である程度動けていた。

 

病院からはすぐに「来てください」と言われるかと思っていたが

なぜか看護師さんからの折り返しが遅く

 

昼過ぎになっても連絡がないため

しびれをきらして再度かけると

担当の医師が具合が悪かったとのこと。

 

あれま・・・

 

結果、『別の医師を探していますが、

良ければ訪問での診療にしましょうか』と言われ

 

もう義実家にある程度の事情も説明していることもあり

パパちゃんの状態を考え、在宅医療に切り替えことを決めた。

 

家で診療、投薬をしてもらえるなら

パパちゃんのきつさも軽減できる。

何より危険度の高い外出・病院を避けられる。

 

在宅医療とは

在宅医療は、医師をはじめ、歯科医師訪問看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士、ケアマネジャー、ホームヘルパーなど多くの方々が連携して定期的に患者さんのご自宅などを訪問し、チームとなって患者さんの治療やケアを24時間対応で行っていく医療活動です。

 

homedi.eisai.jp

引用:Homedi   

 

-午後1時-

「在宅医療でお願いします」

すると在宅医療は別の医療機関との連携のため

そちらから連絡があります、とのこと。

 

「すみませんが、父が大変きついと言ってまして

出来れば早めにお願いできませんか」

再度お願いすると、15分ほどで在宅医療の病院から電話が。

 

ざっと現在の事情を説明すると、

「明日の午前中には伺えます」とのこと。

確か在宅医療にする場合は、本来は事前面談等が必要だったはず。

でもその手続きは緩和ケアの病院が代わりにしてくれていた。

 

だが、明日までもう待てる状態ではなく。

「今日、できればすぐに来てもらえないでしょうか」

と無理を承知でお願いした。

 

すると先生に確認します、と言われた後

すぐに折り返しがあり

「ちょうど訪問診療の空きがあったので、すぐに伺いますね」と

言って頂いた。

 

 

後々知りましたが、こちらの在宅クリニックは

院長、副院長ともう一人女性の方の3人の医師と

10人の看護師さん、またほかに管理栄養士兼ケアマネジャーの方1名と

社会福祉士兼務の事務員と男性事務員さん、

計16名のスタッフさんで構成されている小さなところでした。

 

通常、診療の際には医師に看護師が同行して訪問、診察されます。

その際に指示があったお薬等を看護師さんは投与できますが

もちろん看護師さんだけではできない訳で。

しかも元から在宅医療を受けておられる

患者さんのスケジュールもあるはず。

 

今日のお願いでなるだけ早く来てください、と

かなりムリヤリだったにも関わらず

すぐにご対応して頂けたのは本当にありがたかった。

 

「もう大丈夫だよ、行かなくてもね、

先生が来てくれるって」

そう言うと

「そうか」とほっとした顔のパパちゃん。

 

きつい思いさせて、がまんさせて、ごめんね。