ここからはパパちゃんが息を引き取る瞬間までがあります。
臨終の際の実際のブログや記述はあまりなく
私達自身よくわかっておらず慌ててしまいました。
ご不安になられたり、不愉快に感じられるようでしたら
大変申し訳ありません、とばしてください。
次女家族が到着し、姉妹全部そろった。
そして仕事に出ていた主人も帰ってきた。
パパちゃんは相変わらず、眠り姫。
ものすごいイビキをかいて爆睡していた
在宅医療の看護師さんからいただいた
《これからの過ごし方》にも最後の身体の状態などが書かれてあった。
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- だんだんと眠っている時間が長くなる(1週間前頃~の変化)
- 声をかけても目を覚ますことが少なくなる(1,2~数日間前の変化)
- 食べたり飲んだりする事が減り、飲み込みにくくなったりむせたりする
- おしっこの量が少なく濃くなる
- つじつまの合わないことを言ったり手足を動かすなど落ち着きがなくなる
- 喉元でゴロゴロという音がすることがある。喘鳴(ぜんめい)という状態で唾液をうまく飲みこねないため。苦しさは少ないことが多いので、痰の吸入などを無理にしなくてもよい
- 手足の先が冷たく青ざめ、脈が弱くなる
引用:緩和ケア普及のための地域プロジェクトより
8割ぐらいの方がゆっくりとこのような変化が出るが、2割くらいの方はこのような変化がなく、急に息を引き取られる場合がある
パパちゃんの状態の変化は、超ダッシュに近かった💦
後々知ったのだが、お別れが近づいてきた時に起こる呼吸で他にも
イビキのような呼吸になるとあった・・・
あと他にも
息をすると同時に肩や顎を動かすような呼吸が出てくる。
これは下顎(かがく)呼吸と呼ばれるもので、息を吸う時に下顎を使うためパクパクと口を動かしあえぐ様子から苦しんでいるようにも見えるが、本人の意識がない状態がほとんどで苦しさは感じていないらしい。
呼吸のリズムが不規則になって10~30秒くらい呼吸が止まる
だが1週間から今晩危篤と言われたことに、どうも納得できない私たちは
今まで苦しくて眠れなかったから、爆睡してるのかと思っていた(;´・ω・)
落ち着いて眠っている様子から、まだしばらくは大丈夫とも思ってはいたが
姉妹のうち誰かが側についている状態で過ごしていた。
夕飯は子どもたちで焼きそばを作り、食べてくれていた。
自分たちでしてくれるのは助かる。
さすがにそこまで、気が回らない。
ここでビックリ。主人はいつも通り晩酌していた。
え?飲む?親が危篤とか言われてんのに???
さすがにドン引き&ムカついた(-"-)
そしてちょいちょい顔を覗き込んでは声をかけるでもない。
どうしてよいのか、わからなかったのだろう。
だがパパちゃんに付き添う私に
「葬式どうなってんの、手配とか」と言った。
パパちゃんが眠っている側で、だ。
人は起き上がれなくなっても、動けなくなっても、話せなくなっても、耳だけは聞こえているとよく聞く。
だから『話しかけてください、聞こえてますから』と言われ
間際の人にたくさんの言葉をかける。
もう、主人相手に話す気力もなかった
その後2階に上がり、こちらもイビキをかいて寝ていた💢
私たち姉妹も食事はとらず、交互に風呂を済ませた。
次女が一番パパちゃんについて、身体をさすっていた。
私は長女とリビングで、斎場について打ち合わせをしていた。
斎場の場所は決めていたが、プランその他についての詳細な話はしていなかった。
まだまだ、先のことだと思っていたから
だが今日義実家とモメたことから、この先介入してくるのは必至だ。
それだけは何としてでも阻止せねば。
そのためにも万が一の場合は、滞りなく進めないといけない。
斎場の場所
葬儀のスタイル
呼ぶ親族の範囲
読経の手配
引き出物や料理関連
その他細かなことについても大まか決めた。
そんなこんなでバタバタしていて
私はこの夜、あんまりパパちゃんについていてあげることができなかった。
姉たちが居てくれる安心感
まだまだ大丈夫という願い
気付けば12時を回っていた。