胃がんはめずらしくない
そして全摘出もめずらしくない
少々時間がもどります
-2018年 5月-
医者から告げられたパパちゃんの胃がん
おそらく急激にできたものではなく
何年か、かかっているらしい。
それでもかなりの大きさと進行性の胃がんであること
また転移や再発を防ぐため
胃は全部摘出とのことになった。
出来ている箇所や大きさにもよるが
全摘出はそう珍しくないようだ。
胃に替わるものをこしらえるのかとも思ったが
そうでもなく
カンタンに言うと
食道⇒胃⇒十二指腸 が
食道⇒十二指腸 と
ダイレクトになるらしい。
え、マジ?というのが率直な感想。
ご飯食べれるんでしょうか・・・
と心配したが
「心配いりませんよ」とアッサリとした返事。
いや、お医者さんからみれば心配なくても
こっちは心配だよ(´;ω;`)
それでも術後は、一定期間食事の調整がある事
また体重の減少はある程度仕方がないこと
また手術そのものよりも
心臓が悪いためそちらの方を懸念されていた。
出血や心臓への負担を考え
手術は開腹術ではなく、
全身麻酔で腹腔鏡手術の予定とのこと。
でも心不全を起こした場合は
即時開腹術へ切り替えるらしい。
時間をかけたら危険度が増すからだ。
そのため、外科に加え循環器対応の先生も
ついてくださるとのことだった。
心筋梗塞は過去複数回起こし
カテーテル術は何度も経験してきたが
癌の手術はもちろん初めてで
不安はどうしても尽きなかった。
それでも緊急入院後
出血も止まり、体調も落ち着いたため
1週間ほどで退院することになった。
ただし心機能は低下していたため
なんとかその日まで、
何事もないことを祈るしかなかった。
手術は最短で6月末の予定に。
次男の中体連大会前日だった。