2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧
パパちゃんと過ごせる最期の場所 静かにのんびりと家族だけで パパちゃんが出発した後、私たちも続いて家を出た。 (先日すぐ近くのおうちで不幸があり、斎場へ行っている間に空き巣の被害にあいました。事情を知っているのだと思われますが・・・ 慌てて家…
少しはゆっくりできたかな 忘れ物はないね あっという間に時間は過ぎ みんなもそれぞれ喪服に着替えた。 次男は制服。 長男は高校の卒業式の際に作ったスーツ。 万が一を考えて、黒の目立たないステッチのみのシンプルなスーツにしていた。 葬儀社から 「ご…
ふと目をやるといつもあの笑顔で見ていてくれる 「おはよう。少し寒かね」 今日もパパちゃんに話かけて、1日が始まる 葬儀社との打ち合わせの中で、遺影の話もした。 分かっていたのだが、選ぶことができないまま 今日になってしまっていた。 一番大事なもの…
慌ただしい時間の中で決めなくてはいけないことは多い。 一人では迷ってしまうことも 姉妹が居れば心強い 気持ちの整理もつかぬまま、やらなければいけないことは次々と。 火葬を行うには「死亡届」と同時に「火葬許可申請書」を区役所に提出して 火葬許可証…
ほんの僅かな時間だったけれど さようなら さようなら ありがとう 葬儀社の人たちが戻っていき、しばらくしてから義実家の父母がやってきた。 険しい顔をしてはいってきて、そして無言。 父が横たわる姿を目にしても、涙一つこぼさない義父。 手を合わせはし…
忘れないよ 笑顔も 優しさも 温もりも どうにかこうにか打ち合わせも終わってから パパちゃんの身体を守るため、ドライアイスを設置することになった。 お天気の良い春の日だったので、斎場に入る前に自宅でと、早めにお願いをしていた。 担当者の方が 「背…
人生最期のセレモニー 相性も大事 納得のいくところで 葬儀社への依頼 パパちゃん逝去後すぐに電話を入れていた。 当たり前なのだろうけれど、24時間受付体制。 大変だなぁ・・・ しかしあまりに慌てすぎて 在宅医療の先生が到着する前に連絡しちゃったも…
夜が明ける 特別な1日が始まる 在宅医療だったので、家で看取ることもできた。 パパちゃんにたくさん触れることもできた。 またエンゼルケアも身支度も、一つ一つみんなで心をこめてすることができた。 支えてくださった在宅医療の先生、看護師さん達には感…
心を込めて 感謝を込めて 愛情を込めて 私たちにできること みんなが落ち着いた頃を見計らって、もう一度診療所へ連絡を入れた。 しばらくして、院長先生と看護師さんが来てくださった。 院長先生は3日連続。 有難いの一言につきた。 父の身体を診察し、脈や…