癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

余命~告げるべきか~

頭ではわかっていても

口にしたくなかった

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  • 2020年 4月-

始めて行った緩和ケアの病院で
「余命3ヶ月」と伝えられた。


その日の夜、父ともう一度話をした。

今日行った病院は「緩和ケア」専門だから
癌治療の病院ではないこと

お薬の投薬もまだ出来るけど
体力の方がなくなり
もっときつくなるから、
体を元気に維持する方向に変えようか
と話した

父はもう79歳

大体分かっているが
よく分かっていないとこも多い

キョトンとしながら
「ん。任せる」と。

薬のんできつくなったら
大好きな釣りにも行けなくなるから
先ずは体力戻そっか、
と話すと
「一緒に行こうて、待ってる人おるからね」
と笑っていた

今度の病院は先生はじめ看護師さんも
みんな優しいのと
いつでも救急でもすーぐ入れるから
痛いとか
きついとか
くるしいとか
がまんしないで言うんだよ

うん、うん、と聞いていた。



私と父はかなり仲良しだ

考え方も似ている


私は色んな相談もするし

私の友達も、大体皆父を知ってる(笑)


父は話をすると
遮らずに聞いてくれる。

決して否定したり、責めたり
命令や指示をしたりしない。

なので、
なんでもかんでも父には話してしまう


主人や姉にも言えない事も
父にはあれこれ話してきた

今までどんな辛いことも
最悪なことも
包み隠さず話してきた



きっと私が父にかくしごとをしたのは
初めてかもしれない。


私が父の立場だったら
自分の余命は知っておきたいと思う。

自分自身の事だ
知っておきたい。


聞いて取り乱す事も
おそらくないことも分かってる

パパちゃんのことだ
淡々と受け入れるだろう

「おっ
以外にすぐだな」
くらい言う人なのだ




わかっていたけど

どうしても

云えなかった