癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

在宅看護~理解不能~

価値観の相違

生き方の相違

 

分かってはいるけれど

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-2020年 4月下旬-

子どもがまだ小さい時

パパちゃんの前立腺の検査で

病院へ一緒に行ったことがある。

 

出かける準備をしていたら、義母に見つかった。

どこに行くの、と聞かれたので

「父の前立腺の検査の付き添いに・・・」

と話したところ、

「子どもは連れて行っちゃだめ。私が見るから」と言われた。

 

それならば、と見てもらうことにして病院へ。

 

結果病院では異常なしだった。

 

「良かったねー」と言いながら帰り

子どもを預かってもらったお礼に、お土産を買って帰った。

 

 

後日。

買い物の途中に主人方の親戚にばったり会った。

「あら、お父さん大変だったわねー。」

???

「お母さんから電話きてね、

あなたのお父さんが前立腺の検査に行ってること聞いたわよ。

子どもを預からないといけないから、もう大変って」

 

はい~(# ゚Д゚)!?

そう。親戚中に電話を廻していたのが判明した。

 

まったくもって意味がワカラナイ。

 

義母にどうして話すんですか、と言っても

「そんなの心配だからに決まってるじゃない!」

 

・・・全部こんな感じで

「心配だから」を免罪符に

個人情報をさらしまくる達人なのだ。

 

なのでこれまでパパちゃんの入院、検査や手術も

極秘に進めてきた。

 

どうでもいい人にまで

話してほしくない。

 

そして話のネタにした挙句

「うちはなんともなくて良かった」

と比較して安心する。

 

その気持ちだけは

どうしても理解ができなかった。

 

 

だが主人の言う通り

いずれ分かってしまう。

 

しかも揉めること必須案件だ。

 

また、パパちゃんに会いたがっている姉たちが

来やすいように、あらかじめ話をしておいた方が

いいかもしれない。

 

やだなー

やだなー

 

よし、子どもを連れて行こう。

 

弟の方へ話すと

「いーよー俺も一緒に行ったげる」と。

おお。心強い。

 

最近私はめったに寄り付かないので

当たり前だがビックリされた。

 

ざっと

パパちゃんの癌が肺へ転移していること、

あまり体調が思わしくないこと

家での在宅に変えてもらった、と

話をした。

 

辞めた、ていうとまた角がたつからね・・・

 

実際少し前から在宅ワークの仕事も少しづつ始めてはいた。

 

案の定

「いつからなの!?どうしてもっと早く言わないの!」

ときた。

 

実は義父も数年前にガンの手術をしている。

再発を心配しているのは同じだ。

無茶苦茶元気だが。

 

「言うと、お義父さんがご自分に置き換えて

心配するじゃないですか。だから言えませんでした」

「・・・・・」

これにはさすがに反論できない様子。

 

「それに年齢的にも順番こですから。

ゆっくり、過ごさせてあげたいので

今までと変わらず接してくださいね」

といった。

 

隣で子どもが

「俺たちも家に居るし、見てるから大丈夫だよ」と。

 

次男ナイス―。

 

どうにかこうにか追撃をかわし

ひとまず義実家に話だけは出来た。

 

 

・・・疲れたぁ・・・