癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がん~家族で過ごす夏休み~

お盆、正月。

家族で集まる恒例行事。

居たくない時は時間が長い・・・

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-2018年 8月中旬-

退院後しばらくしてから、お盆の時期に入った。

 

私の姉妹ともなかなか休みが合わないため、

お盆と正月はみんなで集まれる唯一の時間♪

 

諸事情があり、我が家で集まることは極力避けている。

今回は我が家近くの居酒屋に集まることに。

 

ご夫婦2人でされている、こじんまりとしたお店だが

美味しくてそして安い!

なんせ食べ盛りの男の子ばかりだから

食事会も大変なのだ(;´・ω・)

 

天ぷらも一人一人用意してあり、

パパちゃんの好きなエビもある。

また、ここの豚足が手間暇かけてあって

豚足女王の長女に何としても食べさせたかった。

案の定大喜び(*´▽`*)

 

子ども達も年が近く、兄弟同然。

みんなであつまると、にぎやかな上

とにかく楽しい。

 

真ん中でニコニコしながら鎮座するパパちゃん。

 

パパちゃんがいて

姉たちがいて

子ども達がいて

みんなで過ごす至福のひととき。

 

お会計の時、あまりの安さに姉達も驚いていた( ゚Д゚)

 

また、行きたいなぁ。

 

 

 

一方後日、義実家にて。

こちらは強制参加、パパちゃんも・・・

 

無理やり呼ばれる割には

向こうとほとんど会話もない。

正直なぜ呼んだのだろうかと思うほど。

 

私もこの無視状態のような宴席に何年も参加している。

でも嫁なのだから、当たり前とも思っていた。

 

初めての時、最初から最後までほとんどしゃべらず

ただ黙って居続ける私をみて

父がショックを受けていた。

 

向こうは飲んで騒いで盛り上がっているのだが。

会話が、とにかくない。

 

そして向こうの子供たちは

ずっと携帯をいじっている。

 

うちの子ども達は、パパちゃんの

なるべく側に座って極力話しかけたり、

食べるものを取ってくれていた。

 

子ども心にも、浮いているのが分かるのだ。

「無理して連れて行くのはかわいそう」とさえ言われた。

 

私はひたすら後片付け。

 

今年からは

「父も体がきついので・・・」と

途中退場させても文句が出なくなった。

 

よしよし。

 

家に送り届けると

「お前戻らなくていいじゃないか」と

悲しそうな顔でパパちゃんが言う。

 

でも嫁の立場では、そうもいかないんだよ(涙)

 

「なーん、大丈夫!

お風呂でも入ってゆっくりしててね(^^♪」

 

そしてまた戦場に戻る。

 

私は割と平気なのだ。

”嫁だからこれがフツ-”という考え方でもあり

また恐ろしいことに、慣れてしまった(笑)

 

だが自分の親が無視されているのを見るのは辛かった。

 

今思えば、パパちゃんからしても

おしゃべりな娘の私が

一言もしゃばらず、ひたすら黙って座っている姿を見るのは

苦しかっただろうと思う。

 

ごめんね、心配かけて。

 

 

大変な手術を乗り越え

修行のような時間を頑張ったパパちゃんには

今年はとっておきのサプライズを

用意していた(*`艸´)