パパちゃんと過ごせる最期の場所
静かにのんびりと家族だけで
パパちゃんが出発した後、私たちも続いて家を出た。
(先日すぐ近くのおうちで不幸があり、斎場へ行っている間に空き巣の被害にあいました。事情を知っているのだと思われますが・・・
慌てて家を出るので、施錠を忘れないようにお気を付けください)
家から車で20分ほど。近くにコンビニもあり、立地条件も良い。
最初は遠方からの訪問も考えて、近くのビジネスホテルも調べていた。
斎場と連携して割引のところもあったりする。
1日ひと家族のみ。
駐車場も広い。
あまり暗くもなく、落ち着いた雰囲気。
私以外は皆初めて来たが、気に入ってくれた。
パパちゃんが安置されている、親族控室に案内される。
きれいに祭壇がつくってあり、その周りを献花で飾ってある。
とても立派で安心した。
控室を見て、姉たちも「広いね~大丈夫じゃん!」とビックリ。
私達家族が泊るのにはまったく問題なさそう。
男性担当者の『狭くてムリ』という言葉を思い出し皆で文句を言った。
ホールはすぐ横にあるのだが、姉たちも見て
「ここ(ホール)は借りなくて正解だよ。控室の広さで充分。よく見つけたね」と。
またキッチンも広くほとんどが揃っていて、大型のコーヒーメーカーがあるのが嬉しかった。お布団も1組ずつ押し入れにセットしてあったが、もちろん有料(3人までは料金込み)なのと交代で休むため、2つレンタルしあとは家から簡易マットやブランケットを持ち込ませてもらった。
お風呂やトイレ、洗面所などもキレイでタオル含めアメニティも揃っている。
(中にはすべて有料なところも多い)
こちらからも茶菓子は買っていっていたが、向こうでもかなり用意していてくれた。
パパちゃんを囲む献花。
孫一同と、義父から。
そして一番豪華なお花が長女の勤め先の院長先生と同僚から贈られていた。
長年勤めてきた姉の人徳であろう。
これにはも驚いて、長女が泣き出していた。
それもとても立派なお花が一対。
義父のよりも華やかだったのでみんなでガッツポーズ💪
これで来ても威張る事はないだろう。
パパちゃんはきれいなお花に囲まれて、静かに眠っている。
持ってきたウォークマンを棺の側にセット。
音楽を流した。
柩のすぐわきに置いたところ思いのほか響くので、他の人たちは知らずに斎場の音響とおもっていたらしい(;'∀')
パパちゃんが好きな曲
ジャズやラテン、ギターや映画音楽。
音楽があると、明るい感じになれる
そこで、ようやく一息入れる。
バタバタと慌ただしい中、ここまでこれた。
だがこの先、またもや義実家とのトラブルが待っていた