👼【逝去】
生花は好きでないパパちゃん 『ちょん切られてると、なんか可哀そうなんだよ』 庭に映える草木や 自然の樹木が好きな人だった。 だからじゃないけど 手入れが苦手な私はもっぱら造花を飾った。 それでも季節感あるお花を入れて 『よかよか、充分よ』 パパち…
1年前の今頃は みんなでご飯を食べてたね 子どもが作ったご飯を 『うまいなぁ』とリビングに座って ニコニコしながら ~2021年 皐月~ パパちゃんの一周忌は 孫たちも来れるよう、日曜日に私たち娘家族だけで集まった。 全員マスク着用 体調も変わりないか…
早かったなぁ ついこの間のような でも子どもたちは 確実に成長しているよ ~2021年 皐月~ パパちゃんの一周忌。 もうその頃は大丈夫だろう、という私たちの願いもむなしく コロナの襲撃はやむ気配もなかった。 一人離れて暮らす甥っ子も 『じいちゃんの一…
随分と長い事、放っておいてしまい申し訳ありません。 フルタイムで仕事を始め、毎日のやりくりだけで精いっぱいでした。 仕事+家庭の日々の生活に慣れてきたこと そしてまた節目の時期になったこともあり ボチボチとですが更新していけたらと思います。 よ…
親身になってくれる人 血縁がある、ないに関わらず その人の人間性がよくわかる 冠婚葬祭には親戚がからんでくるもの。 母方の家は、亡くなってから疎遠になっていた。 それでも離縁した父のことまで心配してくれるような人たち。www.hikaru-ko.xyz とてもと…
大変な時こそ人の気持ちがわかる 一生付き合える人 今世も来世もご遠慮したい人 ~逝去後 2週間~ パパちゃんを家族葬で見送った私たち。 コロナのこともあり親しい人にも参列はご遠慮いただいていたが、中にはご香典を送ってくださる方もいた。 嬉しいのは…
気持ちにお返しを せっかくならば 喜んでくれるものをと あれこれ思いを巡らす ~逝去後10日~ 初七日も無事に終え、次に来るのは四十九日忌。 仕事関係、縁故関係などご香典を多く包んで頂いた方へ返礼品を用意しなくてはいけない。 葬儀会社から返礼品の…
初七日の次は四十九日忌 法要はすぐにやってくる 七日目に三途の川に到着した故人は それから七日ごとにいろんなお釈迦様から勉強と試験と面接を受け そして最後四十九日目に審判が下る。 こんなナイスガイなお釈迦様おらんて その間魂はこの世とあの世の境…
産まれて七日目は【お七夜】 亡くなって七日目は【初七日】 ラッキーセブン、なのか(;・∀・) ~逝去後7日目~ あっという間にもう一週間。 祭壇のお花も、まだきれいに咲いている。 法要は11時からだが、姉たちは早めに到着。 長女がケンタッキーを、サン…
ようこそ2021 みんなが幸せでありますように 普段は激務の中迎えるお正月も今年はのんびりと。 喪中はがきも早々と送り 寒波がくるというので年末の大掃除も一人で済ませてしまった。 最後にお仏壇にワックスをかけながら 去年まではパパちゃんがしてたんだ…
今頃はどこを歩いているのだろう また寄り道してるんじゃないだろうか ~葬儀後 皐月~ 次女だけが家が近いこともあり、ちょいちょい来てくれるのが嬉しかった。 パパちゃんに挨拶をしてお線香をあげ、他愛もない話をする。 その中で次の法要【初七日】の打…
眠ることは意外にエネルギーを使う 赤ちゃんは寝てばかりだが お年寄りは眠れない こんなに眠ったのはいつぶりだろう ~逝去後 皐月~ 私はずっとパパちゃんが居た和室にこもっていた。 いつもはリビングで大音量でビデオを見る主人も 2階にいることがほと…
目が覚めて我に返る 静かな部屋が 夢ではなかったことを ~葬儀後 皐月~ 朝。起きてご飯を作り、洗濯をして、掃除をして。 また変わらない1日が始まる。 次男も新聞配達を1日だけお休みを延ばしたが、次の日から復活した。 だが学校は変わらずコロナで自…
目を開けても あの背中が見える 目を閉じても 低く呼ぶ声が聞こえてくる ぽっかりと開いた和室の向こうには パパちゃんの笑顔 ~葬儀の後~ 精進揚げも終わり、気づけば夜だった。 「あんたも頑張ったね。疲れたろ。ゆっくりお休み」 姉たちも気遣ってくれ、…
さわらないで 私たちのパパちゃんに 初めて願う強い思い 騒動しまくった義実家ご一同様がようやく帰り、入れ替わりに主人の上司が来てくださった。 聞けばご自身もお母さまを亡くされて間もないそう。 「他人事と思えなくて」と言葉を詰まらせる姿に胸が熱く…
みんなで一緒に泊まるのは、いつぶりだろうね ほら起きて みんな来てるよ 斎場へ入ってからしばらくしてから、私が事前相談した女性の担当者が出社してこられた。 すぐにお部屋に来られ、「お話してたけど、こんなに早くなるとは・・・」と頭を下げられた。 …
人生最期のセレモニー お金をかければいいってもんじゃない その人らしく もっと自由に 事前に葬儀費用については調べていた。 家族葬とはいえ参列者が少ないだけで、かかる費用は一般葬と変わらない。 www.hikaru-ko.xyz 華美な祭壇等はあまり必要とは思わ…
パパちゃんと過ごせる最期の場所 静かにのんびりと家族だけで パパちゃんが出発した後、私たちも続いて家を出た。 (先日すぐ近くのおうちで不幸があり、斎場へ行っている間に空き巣の被害にあいました。事情を知っているのだと思われますが・・・ 慌てて家…
慌ただしい時間の中で決めなくてはいけないことは多い。 一人では迷ってしまうことも 姉妹が居れば心強い 気持ちの整理もつかぬまま、やらなければいけないことは次々と。 火葬を行うには「死亡届」と同時に「火葬許可申請書」を区役所に提出して 火葬許可証…
ほんの僅かな時間だったけれど さようなら さようなら ありがとう 葬儀社の人たちが戻っていき、しばらくしてから義実家の父母がやってきた。 険しい顔をしてはいってきて、そして無言。 父が横たわる姿を目にしても、涙一つこぼさない義父。 手を合わせはし…
忘れないよ 笑顔も 優しさも 温もりも どうにかこうにか打ち合わせも終わってから パパちゃんの身体を守るため、ドライアイスを設置することになった。 お天気の良い春の日だったので、斎場に入る前に自宅でと、早めにお願いをしていた。 担当者の方が 「背…
人生最期のセレモニー 相性も大事 納得のいくところで 葬儀社への依頼 パパちゃん逝去後すぐに電話を入れていた。 当たり前なのだろうけれど、24時間受付体制。 大変だなぁ・・・ しかしあまりに慌てすぎて 在宅医療の先生が到着する前に連絡しちゃったも…
夜が明ける 特別な1日が始まる 在宅医療だったので、家で看取ることもできた。 パパちゃんにたくさん触れることもできた。 またエンゼルケアも身支度も、一つ一つみんなで心をこめてすることができた。 支えてくださった在宅医療の先生、看護師さん達には感…
心を込めて 感謝を込めて 愛情を込めて 私たちにできること みんなが落ち着いた頃を見計らって、もう一度診療所へ連絡を入れた。 しばらくして、院長先生と看護師さんが来てくださった。 院長先生は3日連続。 有難いの一言につきた。 父の身体を診察し、脈や…
最期を迎える場所に「家」を望む人は多い だが現実は「病院」という現状の多い日本 もっと自分らしく 穏やかな最期を 静かにパパちゃんがこの世から旅立っていった 長女も次女も「パパちゃん-」「お父さん・・・」 涙が止まらず体をさすっていた。 私は2階…
コロナの危険がはらむ中 何を優先すべきなのか 混乱が広がる -2020年 卯月- 義父の兄妹、叔母の訃報が届いた。 肺癌で入院中とは、聞いていた。 ご主人と息子さんご家族と住んでおられたが コロナのため面会も一切できず、 側にいられる家族も限定されてい…
生きることはむずかしい それと同じくらい 最期の時を考えることも 難しい -2020年 卯月- パパちゃんの癌に転移が見つかってから いろんな事を考えた 治療や薬はもちろん 最期の時をどうするのか 母との別れが早かったこともあるのだと思う どこかで冷静に…
あっという間に過ぎたお盆の日々 少しはゆっくりできただろうか -2020年 8月16日- 無事パパちゃんの初盆も終わった。 地域によって違うのだろうが ご先祖様が出発するのは 15日か16日らしい。 皆と夕ご飯を食べて それから向こうの世へ帰っていく。 次女が少…
ご先祖様も あまりの暑さにビックリだろう いつも下着にステテコ姿だった パパちゃんを思い出す -2020年 8月15日- 姉達の休みの都合もあり パパちゃんの初盆はこの日にすることに。 朝、新聞配達に行く次男を見届けた後 煮しめ(今回はちゃんと手作り)と 冷…
いでよ、パパちゃん!!! -2020年 8月13日- 待ちに待った初盆。 ようやっとパパちゃんが帰ってくる。 きっと数日前から あの世であれこれ準備して またバックの中にバックを入れて てんやわんやしていただろう(笑) こちらも精霊棚を グーグルさんに何度も…