気持ちにお返しを
せっかくならば
喜んでくれるものをと
あれこれ思いを巡らす
~逝去後10日~
初七日も無事に終え、次に来るのは四十九日忌。
仕事関係、縁故関係などご香典を多く包んで頂いた方へ返礼品を用意しなくてはいけない。
葬儀会社から返礼品のパンフレットをもらう。
またはどこで聞きつけたのか、違う葬儀会社からご案内がくることもある。
他にもネットでも取り扱いが豊富。
カタログもあるが、金額ごとにいろんなジャンルから選べるのでとても便利だ。
だがいまさら他所へは面倒なのと、依頼や追加変更の際、また包装が統一されていることなどから、そのまま葬儀社へ依頼することにした。
そして葬儀社からの手配の場合は、割引になることが多い。
事前に芳名帳は整理して、ご香典を頂いた方と金額は確認していた。
(記憶が混在するので出来れば葬儀後すぐがベストかと)
仏事のお返しは基本頂いた額の半額~1/3程度が目安。なくなるもの、消耗品が良いとされている。
お茶やコーヒー、お菓子類や乾物などの食べ物や《悲しみを拭う》という意味合いからもタオルなどが好まれるようだ。
姉たちとも相談し、あまりあれこれと品を分けると分からなくなるので、主人の親族関係は無難にお茶をメインに選んだ。
美味しいけど自分ではなかなか買わないですもんね。
主人の親族関係にも半額以上で用意した。
後々『あそこからは何々をもらった』等、情報共有されるのが常なので。
⤴これは斎場の担当者からも言われました。
年配の方、特に地方にお住まいの方は、葬儀の内容は忘れてもお返しの内容は覚えていて後々まで言われることが多いと。
迷ったら少々お高くても良いものを返しておいた方が安心できますよ、と。
お返しがダブる義実家。
義兄には他の親族と同じ煎茶の詰め合わせにしたが、さて義親にはどうしたものか。
持病があり食べ物のは気を使う。考えた末、北海道産の昆布にした。
御出汁って良いものは結構高い。でもやはり美味しいものは嬉しい。
食事の制限にも問題ないし木箱に入ってて見た目も良い。
これでも気を使っているのだが。
後日、義親からまたもや信じられないことを言われる。