癌と共に~フーテンのパパちゃん~

大好きな父が癌になりました。クジラを見に行く日を夢見て。

胃がん~入院は誰がために~

病院だと安心できる

 

先生が看護師さんがいてくださる

 

家と病院との上手なバランスで

患者さんも家族も楽になれる

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-2020年 卯月-

体調が思わしくなくなったパパちゃんは

ひとまず緩和ケア病棟へ入院することになった

 

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緩和ケアで良かったと思えることの一つに

入院がすぐできるという、安心感だった。

 

先生からも

「普段は外来で診ていきましょう。

でも不安な時や、調子が悪くなったときは、

いつでも入院していいですからね」

と言っていただき、本当にいいの⁉と思ったものだ。

 

大きな病院は、緊急でない限り入院は難しい。

そしてこれまでの緊急事例は

ほとんど心臓に関するものが多かったのだが

どうしても個室になりがちで

正直費用もかなりかかっていた。

 

もともと長期療養向きではないため

食事も簡素なものが多く

栄養バランスなどは考えてあるのだろうが

なんというか

あまり食事を楽しむ、というものではなかった。

(ごめんなさい)

 

緩和ケアで驚いたのは

部屋の解放感と明るさ。

あまり病院といった雰囲気ではなく

ナースステーション周りも

ホテルのロビーのように明るかった。

 

病院自体は結構年代物だったので(^^;)

病室もあまり期待していなかっただけに

本当に驚いた。

(本当にすみません💦)

 

出てくる食事に至っては

ご飯もホカホカ、お汁も熱々で

おかずも彩り豊かで

見ていて嬉しくなった。

 

予算や人手、時間や患者数など

病院ごとにいろんな課題があるとは思う。

 

それでも

明るいお部屋で

温かくておいしそうな食事が来るのは

とても有難いことだった。

 

ただ看護師さんたちは

今までどの病院でも皆さん優しかった。

献身的でいつも笑顔。

頭が下がる思いだ。

本当に天使だと思う。

 

パパちゃんは穏やかな人柄ゆえか

入院歴が多いからか

新人研修の担当になることが多かった。

 

ほとんど毎回(笑)

 

ユーモアを忘れず

いつも笑っているので

看護師の卵さんたちも気楽だったのだろう

 

それでも最後心臓で入院した際についた

研修の看護師さんは

「本当に痛い、とかきついとか、言われないんです。

もっと言ってくださっていいのに・・・」

と寂しそうに言われていた。

 

人に頼る、ということが苦手だったのかもしれない。

 

病院だから、食事や排せつなどのことも

看護師さんへお願いした方がいい場合もある。

でも

出来るだけ自分で頑張ってしまう人なのだ。

 

そのせいで

時たま看護師さんに

こっぴどく怒られることもあった(;^ω^)

 

だが色んな治療を進めていく中で

病院側へお任せする時間も必要だ。

 

それは患者さんのためだけではなく

サポートする家族にとっても

 

ずっと一緒に側に居られることも嬉しい反面

気が抜けないのも事実だ

 

共倒れにならないように

 

お互いがよりよく過ごしていけるように

 

どうかもっと

緩和ケアをたよれるような

 

みんなが気持ちを楽に

病と共にすすんでいけるような

 

そんな医療が広がってほしいと思う