もっと気軽に 終活相談できるような そんな場所になってほしい -2020年 卯月- あちらこちらと斎場に足を運びながら なぜかやはり暗いイメージが どこにでもあることが気になった。 私はあまり死=怖いというイメージはない。 自分自身に実感がないのからか…
最後のひと時を 静かに 穏やかに 願うことはただそれだけ -2020年 卯月- 斎場については、以前より頭にあった。 パパちゃんの、というよりも自分のために。 母が亡くなってから ”死”というものを身近に考えるようになっていた。 パパちゃんの肺転移を告げ…
パパちゃんが入院中の今 何ができるのか 何をすべきなのか それが残酷なことでも -2020年 卯月- パパちゃんが入院している間にも すべきことはたくさんあった。 お部屋の片づけ これは後々しておいて本当に良かった。 www.hikaru-ko.xyz 時間の概念は 正直…
病院だと安心できる 先生が看護師さんがいてくださる 家と病院との上手なバランスで 患者さんも家族も楽になれる -2020年 卯月- 体調が思わしくなくなったパパちゃんは ひとまず緩和ケア病棟へ入院することになった www.hikaru-ko.xyz www.hikaru-ko.xyz …
胃がんになり 肺転移になって 緩和ケアを知った あの頃に戻りたいと 何度も願う 私がブログを書き始めたのは パパちゃんと緩和ケアセンターへ行った直後のことです いろいろなことが日々目まぐるしく過ぎていく中で あまりにも【癌】というものに対して無知…
外出にも 病院へ行くことにも 細心の注意を 外は危険がいっぱい -2020年 卯月- 外は春の日差しがあふれ お出かけにはもってこいの日々 だがコロナの危険度も増していく中 パパちゃんを釣りに連れていく事に なかなか踏み出せずにいた 緩和ケアの病院へは …
コロナの危険がはらむ中 何を優先すべきなのか 混乱が広がる -2020年 卯月- 義父の兄妹、叔母の訃報が届いた。 肺癌で入院中とは、聞いていた。 ご主人と息子さんご家族と住んでおられたが コロナのため面会も一切できず、 側にいられる家族も限定されてい…
これまでの道のりを悔やむよりも これからの未来を考えよう パパちゃんにとっての最善の道を -2020年 卯月- セカンドオピニオンを受け 緩和ケアの説明を受けてから 詳細を長女にも連絡した。 病院については悩みどころでもあったが スタッフをはじめ、説明…
癌と闘う人の苦しみは、計り知れない ”緩和ケア”という場所で 患者さんや家族が 少しでも安らげますように -2020年 4月8日 続きのつづきのつづき- 病院の雰囲気、看護師さんたちの応対、 何より担当医の人柄。 こんなにたくさんのスタッフが パパちゃんの…
闘うことも大切だけど 心のケアはもっと大切 本人にとって 一番よりよい道を -2020年 4月8日 続きのつづき- この日は大忙し。 セカンドオピニオンの後、ランチを取って 次に向かうは緩和ケアを有する病院。 家から近い事も考え、候補を2か所に絞った。 一…
生きることはむずかしい それと同じくらい 最期の時を考えることも 難しい -2020年 卯月- パパちゃんの癌に転移が見つかってから いろんな事を考えた 治療や薬はもちろん 最期の時をどうするのか 母との別れが早かったこともあるのだと思う どこかで冷静に…
胃がなくなっても、ご飯が食べられる それだけでも すばらしいこと -2020年 4月8日 続き- セカンドオピニオンを終え、会計を待つ間 私も次女も言葉が出なかった。 おそらく、同じことを考えていたのだろうと思う。 この半年以上続けてきた 抗がん剤治療は…
セカンドオピニオンを受けて 初めて見えてきた真実 怒りと悔しさと、後悔 -2020年 4月8日- 大学病院でのセカンドオピニオン当日。 途中で次女と合流し、病院へ向かった。 コロナがじわじわと脅威を増す中 不特定多数の人が密集する病院は怖かった。 私だけ…
コロナはこわい でも病院は行かねば なんとか危険を回避して -2020年 卯月- 電話でのセカンドオピニオンを終えて 内容は姉たちへも伝えた。 また地元で心臓をメインに診てもらっている先生に ちょうど私の胃腸の内服薬をもらいに行った際に パパちゃんの相…
初めて受けるセカンドオピニオン なんとか、パパちゃんを助ける方法を知りたい -2020年 4月4日- 事前にメットライフ生命から送られてきた病院の資料と ホームページを参考に 病院や院長先生のことは見ていた。 今は大学病院からご自身開業のクリニックに移…
ちゃんとした資料でのセカンドオピニオンは 大学病院へ依頼した それまでの2週間 ただ待つのは辛すぎた -2020年 4月- メットライフ生命の セカンドオピニオンサービス 専用電話番号へ、サービスの申し込みが必要。 その後総合相談医への予約を経て、面談と…
セカンドオピニオンと緩和ケアの予約まで2週間 何か他にできることは -2020年 4月4日- セカンドオピニオンと緩和ケアの予約を 入れてもらってから 時間を見つけては、色々と調べまくった。 持病もあったパパちゃんは、 入院や手術もなく安定した時期に ”審…
治療に対して いろんな意見を聞けるセカンドオピニオンは重要 治療を始める際にするべきだった 自分の愚かさを悔いる 病院が終わってから パパちゃんとご飯を食べに行った。 検査があるので、お昼を抜いていたのと 気分転換をしたかった。 ファミリーレスト…
何よりも自分たちの身の安全を 取り返しがつかなくなる前に 【記録したことのない 記録的な暴風や大雨になる恐れ】 恐ろしいの一言です。 日曜日なのが幸いなのか また台風のため少しでも 準備の時間は稼げます。 自分が体験した災害について ※あくまで個人…
治療に専念したいのに 余計な雑音が 多すぎる -2020年 3月25日 続きのつづき- それからほどなくして、看護師さんに別室に呼ばれた。 病院のソーシャルワーカーという女性の方から 緩和ケアについての説明を受けた。 緩和ケア病棟を有する病院は 県内で5か所…
医者への失望と怒りの中 次にすべきことは何? 冷静に 自分に言いきかせる -2020年 3月25日 続き- 待合室に戻ってからも 憤りがおさまらなかった。 そして、当のパパちゃんは 検査から時間もかかっていたので くたびれてもいた。 「さっき先生が言われたの、…
突きつけられた現実 落ち込む前に 悲しむ前に パパちゃんにとって 一番ベストな道を考えるんだ -2020年 3月25日- 姉が再予約をしてくれた病院へ向かう。 マスクをはめ、行く先々で消毒をしながら移動した。 採血とCTを撮り、12時半の診察予定のところ 呼ば…
1度言ったことを、忘れてしまう あったはずの出来事を、覚えていない そんなもんだと 分かっているのに -20020年 3月11日- パパちゃんの腫瘍内科の定期受診。 今回は私も仕事でちょうど会議が入り また姉も自分の健康診断のため行けず パパちゃん一人で行っ…
便利すぎる世の中に慣れてしまった たまにはゆっくり、のんびり ~追想~ 数十年ぶりに、 他界した母の実家と、コンタクトを取ることができた。 www.hikaru-ko.xyz 音信不通だったのにも関わらず 突然の訪問を喜んでくれた叔母と従兄。 「今度はみんなでおい…
夏の終わりにもう一つだけ お付き合いください ~追想~ これも数年前の出来事です。 まだパパちゃんが元気だった頃。 その年のお盆は 私の夏休み休暇が長くとれたこともあり 姉たち家族とみんなで キャンプ場へ行くことにしました。 釣りならば海が良いので…
私は方向音痴 長女はもっと方向音痴 この組み合わせは、ヤバい。 ~追想~ 夏の終わりにちなみ 私が経験した不思議なお話をします。 数年前のこと。 20年以上前に他界した母の郷里とは、 もう長い間連絡をとっていなかった。 でもずっと気にはなっていた。 …
次から次へと いろんな難問がふりかかる 次の対戦相手は 見えない敵 -2020年 弥生- 年末からちらほら コロナの話を聞いてはいた。 だがパパちゃんの心臓の手術の頃は 私たちの住む地域では、 まだ病院等も規制がなかった。 年末に手術が決定したものの 週に1…
パパちゃんの腕の中に 抱かれていた赤ん坊が 少しづつ大人になっていく。 もう少し もう少しだけ みていて -2020年 如月- 心臓の方は順調で 夜も眠れるようになったパパちゃん。 『元気になったら釣りに行く』と 家の周りを歩いたりと パパちゃんなりに頑張…
心臓もこれでOK これで抗がん剤治療に 専念・・・するハズだった -2020年 如月- 無事【僧帽弁閉鎖不全症】の クリップ手術を終えたパパちゃん。 眠っている間だったので 何が起きたのか分からない、と笑っていた。 そしてICUで出されたのは 《唐揚げ定食》 …
家族そろってのお正月 何よりの幸せ -2020年 睦月- 年末に緊急入院した心臓の方は 後日担当の女医さんより連絡があり 1月末にクリップ手術ができることになった。 本当に感謝しかない。 癌が再発していることを考えれば 救急担当だったドクターの言う通り …